「瞳に映る色を教えて 4」 夏侯惇×曹操 |
表面(くちびる)の冷たさなど偽りであるような、潜り込んできた舌は熱く、まるで夏侯惇自身そのものであるような錯覚に陥る。 舌が絡み付き、熱さを分け与えられるように、こすり合わされた。 眩暈が襲い、曹操は目を瞑る。 何をされて、これから何をされるのかなど、簡単に察せられたが、抵抗する気は起きなかった。 それは証が欲しい、といった夏侯惇の言葉を受けてでもなく、嫌悪感がないからといったことでもなく。 曹操も欲しい、と思ったからだ。 夏侯元譲、という魂が入った器が欲しい、と。 「……っ……は、ぁ……んっ」 腰に夏侯惇の腕が巻き付き、さらに体が密着する。後頭部に回された手が、より深く二人の唇を重ねさせた。 知らずに曹操は両腕を夏侯惇の背中へ回し、自らも体を寄せていた。 口付け、絡まるたびに、濡れた音がこぼれ落ちる。 外では深々と雪が降り積もっているのだろうか。雪は音を部屋に籠もらせ、曹操の耳孔を打つ。 堪らない、と思った。 何がかは分からない。 夏侯惇の熱情なのか、それに煽られるように高まる自分の体なのか、それとも、夏侯惇と一つになりたい、と思うこの心(たましい)なのか。 「げん、じょ……」 唇の隙間から、求める男の名を呼んだ。 角度を変えて重ね合わそうとしていた唇が、ぴくっと震えた。 「お前は、俺をどれだけ惨めにさせれば気が済む。お前はそんな姿、そんな声を晒させて、俺をおかしくさせて、我を失わせようとする」 卑怯だ、と夏侯惇は呟くように言って、また唇を奪う。 抱き合ったまま、体が反転する。夏侯惇は曹操を抱きかかえたまま、長椅子に腰掛けた。曹操は夏侯惇の膝を跨ぐように座り込み、向き合った。 口付けられたまま、袍の帯が解かれた。肌蹴た衣の隙間から、夏侯惇の指が滑り込む。 「っ……ふ、ぅ」 胸の色付きを撫でられ、体が小さく跳ねた。まだ少し冷たい指先が、熱くなり始めている曹操の体に心地よかった。 続けざまに押し込むように色付きを転がされ、体の熱を煽られる。 勝手が違う、と頭の片隅で慌てている自分がいるが、夏侯惇の指に触れられる体は正直で、与えられる快感を素直に受けてしまう。 唇を塞がれた状態で体に対して愛撫が施されれば、さすがの曹操も息が上がる。苦しさに夏侯惇の袖を引けば、唇が離される。 「ぁ、は……」 思わず付いた息が、驚くほど濡れていた。 間近にある夏侯惇の片目が、さらに強く輝いた気がして、羞恥が込み上げる。 首筋に顔が埋まり、舌がぞろり、と舐め上げる。 「……っぅん」 喘ぎをこぼすと、夏侯惇が耳朶を舌で弄びながら笑う。 「お前は体も敏感だ」 詩も嗜む曹操は昔、夏侯惇へ共に作ってみないか、と誘ったものだ。しかし夏侯惇は呆れ顔で言った。 『そういうのは、心が敏感でないと作れんものだろう。俺には無理だ』 得意分野ではない、と言って、俺は俺に出来ることをやる、と言い切った。 己の立ち位置をいつも見失わない男だった。 「お前はいつも一言多い」 つい心にもないことを言う。 曹操に説教が出来る貴重な存在を、実は嬉しく思っているなど、調子に乗るから絶対に言わない。だから、一言が多いのも構わない。 それでも、今は照れ臭い。 「悪かったな」 少し不機嫌そうに、片目となった目を三白眼にさせるが、夏侯惇はお返し、といわんばかりに唇を啄み、曹操の言を封じた。 「ん、んっ、ぁ……っ」 胸を転がす指はきつく突起を摘み上げる。熱がゆるりと上昇し、吐息を熱くさせた。啄んでいた唇がそこへ加われば、熱は際限なく上がるようで、曹操の体は震えた。 かりっと甘噛みをされ、体が仰け反る。それを夏侯惇の腕が支えて、押し付けるようにされる。 屹立した胸を口腔で嬲られ、高い声が漏れそうになって唇を噛み締める。 それが男を煽るのか、執拗に舌が絡みつき、嬲る。 「ふっ……ぅ、っぅ」 押し殺した喘ぎが息苦しさを生み、断続的に突き抜ける悦に涙が滲む。 不意にこすり合わされた下肢に、弾けるように声が上がった。 「は、あっ」 自分の声の甘さに頬が熱くなった。 「もう、硬いぞ」 恥ずかしさを隠すために、自分の下肢をこすった夏侯惇のそれをからかう。 「お前もな」 しかしそう返されて、墓穴を掘ったことに気付く。 下穿きの帯まで解かれ、直接に夏侯惇の手が握り込んでくれば、声を殺すのも難しくなる。 「……っん、ぅん、ぁ……」 身を捩るようにして、声が上がるのを堪えようとする。 「あまり暴れるな、孟徳。落ちるぞ」 夏侯惇の膝の上といえども、支えているのは夏侯惇の腕一本だ。派手に動けば体勢を崩しかねない。 「声を殺す必要などないだろう。誰にも聞かれはしない。皆、祝賀会で騒いでいる」 そうではない。聞かれたくない相手は目の前なのだ。年下の、生意気な従弟に翻弄されている自分を曝け出すようで恥ずかしいのだ。 「それに、今夜は雪だ。雪は音を籠らせてくれる。それでも嫌なら、俺の肩でも噛んでいろ」 肩口に顔を押しやられ、そんなことまで言われれば、まるで駄々をこねて困らせているのは自分のような気がして悔しくなる。 ぐっと夏侯惇の首に腕を回して、体を密着させる。 「これならどれだけ動いても大丈夫だろ。いいから先に進めろ」 「……御意」 目の端に、夏侯惇の吊り上がった唇の端が映るが、見なかったことにした。 勃(た)ち上がった曹操の下肢を指が強く扱けば、喘ぎが溢れる。裏側の脈打つ箇所から括れまでを親指が行き来して先端の敏感な場所を爪の先が軽く引っ掻けば、嬌声は隠せないものとなった。 ちゅくちゅくと、夏侯惇の手が動くたびに水音が上がり、曹操が感じていることの何よりの証となる。 「っぁ……ぃん、ぁ、っ」 ぞくぞくと背筋に悦が這い回り、腰骨を熱く疼かせた。 「げ、んじょ……っいや、だ――」 一人で達するのが嫌で、思わず口走るが、夏侯惇は吐精を促すように扱く手に力を込めた。 「やっ……ぁ、あっ」 夏侯惇の手の中で、張り詰めた曹操の下肢は幾度も痙攣をして、白い雫をこぼした。 「溜まっていたか? 濃いな」 手に付いた曹操のものを、夏侯惇は目の前まで持ち上げて、本人の目の前で舐めてみせた。 「お、まえっ……」 恥ずかしさで咄嗟に声が出せない曹操だったが、辛うじて反論する。 「戦場から帰ってきたばかりだ! 当たり前だろう!」 「ふむ、言われてみれば。なら、丁度良い。戦帰りのお前は淫らだ。男を受け入れても感じられるだろう」 確かに、戦場での高揚感を引き摺る曹操は、帰ってきてからしばらくは後宮(おく)に入り浸ることが多い。それを夏侯惇はよく知っているが、引き合いに出されるとは思っていなかった。 「お前に気持ち良くなってもらいたい」 しかし続けてそんなことを真面目に言われてしまえば、反論する気も起きなくなってしまう。 「力抜いとけ」 言われた言葉にも素直に従ってしまう。 唾液と曹操の放ったもので濡れている夏侯惇の指が、曹操の双丘へと伸ばされた。 夏侯惇の膝が開き、上に乗っている曹操の脚も自然と開いていく。露わにされる局部に力が籠りそうになるが、ぐっと耐えた。 一つになりたい、という欲求は、物理的な欲求を一度達した後も失われず、むしろ増したように感じられる。 一人で達するのが嫌だったのも、恐らくはそのせいで。 くち、と小さな音が立ち、夏侯惇の指が後孔を押し分けた。 内を掻き分けるように進む指に、背筋が悪寒とも悦とも知れぬもので粟立つ。自然と息を詰めていたのか、宥めるように夏侯惇が唇を吸ったとき、思い出したように吐息がこぼれた。 それが上手い具合に力が抜けるきっかけとなったのか、指は一気に根元まで潜り込んだ。 「――っ、ん」 自重も加わって、思わぬ深さまで夏侯惇の指を感じた。そのまま指は内膜を傷付けない強さで中をこすり上げ、ほぐしに掛かった。 卑猥な水音を立てながら、指は曹操の中を掻き回す。 「……っふ、っく……ぁ」 その感触に身が震え、反射的に開いた膝を閉じようとしたが、夏侯惇の体に当たり叶わない。そしてさらに密着してしまった体で、夏侯惇の張り詰めた硬さに触れ、びくっと腰が跳ねた。 指が内側のしこりを突いた。 「ぁ、あっ……ぁん」 今までにないほどの悦楽が曹操を襲い、声を弾けさせた。急速に内側が熱く溶けていくようだった。 声を殺すなど出来るはずもなく、甘く濡れて蕩けていく。 密着した体の間で、夏侯惇の硬さとさらに触れ合ったのは、自分のものも硬さを取り戻したせいだ、と熱くなる頭の片隅で理解した。 指の腹が何度もしこりを押し上げれば、涙の膜で景色が歪む。内を掻き回す指を増やされて、強く突かれ、背が大きく反れた。 大人しくしていなければ落ちる、と警告を発したわりに、夏侯惇はしっかりと曹操を支えている。 「元譲っ……」 欲しい、という言葉は強い快感に翻弄されて口には出来なかったが、夏侯惇には伝わったらしく、指が引き抜かれた。 衣が緩まる衣擦れの音がもどかしいほどにゆっくりと感じられる。 「挿れるぞ」 熱情に掠れる夏侯惇の声が、刺激を失った後孔をヒクつかせ、曹操を煽る。 双丘を掴まれて、秘奥を広げられながら、夏侯惇の上へと下ろされた。 「は、っん……」 切っ先が縁を撫で、その熱さと質量に戦慄くが、貫かれる期待感に眩暈がしそうだった。 先端が丹念にほぐされた曹操の後孔を割っていく。 「ぁ、ぁ……あっ、ぅぁ」 熱いもので内壁をこすり上げられる感触に、声は溢れて肌にこぼれ、そして下肢まで滑り落ちて熱を伝える。張り出した夏侯惇の熱さが身内の奥へと到達すれば、その深さに身震いする。 「ぁ、ぅん」 腹を押し上げられるような違和感も、内を拡げられる異物感も、全てが夏侯惇のせいだと思えば痺れるような悦へと変わる。 双丘を掴まれたまま、軽く揺すられる。 「っあ、ぁ……っ」 目の縁に溜まっていた涙が拍子にこぼれ、頬を濡らした。先端がしこりを突くように浅く律動すれば、悲鳴混じりの喘ぎが上がる。 「うぁ……ぁ、げんじょ、っあつ、い」 互いの腹の間で、突き上げられるたびに下肢がこすれ、快感を生む。 「孟徳、きつい……あまり締めるな」 「無理、を言うな」 辛いのはお互い様だ。互いの熱さにおかしくなりそうだった。 体勢のせいか、上手く力も抜けない。しがみ付くように夏侯惇の首に腕を回していなければ、天と地の位置さえも見失いそうだった。 「仕様がない」 言うなり、夏侯惇は向き合って座っている体勢から、曹操の体を長椅子の上へ倒し、自分は上から覆い被さる形を取った。 「ぅあ、ん」 急に角度を変えられて、内壁を思い切りこすられた曹操は、鋭く啼いてしまう。 曹操の片足を折り畳み、自らは床に半ば降りるようにして、夏侯惇は動きやすい体勢を作ったらしい。 夏侯惇を見上げる形になった曹操は、夏侯惇の包帯が取れかかっているのに気付き、手繰るように解いて、露わになった傷に指を這わす。 「元譲、もう一つの目玉、大事にしろ。必ず、残った目に俺の天を見せてやるから」 「ああ」 短い返事の後、夏侯惇は満足げに笑った。 屈託のない笑顔に、曹操は変わらない、と思った。 『じゃ、じゃあ、俺はお前のことを孟徳と呼ぶ。それを許してくれるなら、それを証としてくれ』 なぜか必死の面持ちでそう言い出した従弟を、面白い奴だ、と思った。 曹操の快いところばかりを突いてくる。 自然と笑みがこぼれた。 『悪くない。いや、それどころか面白い証だ。いいだろう。特別だ、年下の生意気な従弟よ。俺を孟徳と呼ぶがいい』 そう許したのは決して気まぐれなどではなかった。 予感がした。 きっとこの従弟は自分にとってかけがえのない存在になる、と。 それは、曹操が言った途端に、挑戦的な面構えが解け、子供らしい、少し得意げで誇らしげな、無邪気な笑みが溢れた夏侯惇を見て、さらに感じたのだ。 深く腰が突きこまれ、曹操は咽を晒した。 (今もあの時と変わらぬ笑顔で俺を見る。そんなお前が) 「ふ、ぁ、ぁ……ぅん、ぁっ」 愛しい。 喘ぎの合間に、果たして上手く伝わったどうか定かではない。 「ぁ……は、ぁ、んんっ、ぁ」 「そうだ、答えを教えていなかったな」 荒い息の下から、夏侯惇が思い出したように言う。 「こた、え?」 悦楽で朦朧とする意識の中で、曹操は聞き返す。 「俺が生きているのかって話だ」 「……っぁ、あれは、もぅ……」 気恥ずかしさが込み上げる。それ以上追求するな、と睨むが、どれだけ効果があったかどうか。いや、きっとなかったに違いない。 「これでも、か?」 からかうように、奥深くまで熱い夏侯惇のものに穿たれて、曹操は仰け反ったのだから。 (生意気なところも変わらん、か――) 「元譲……っ」 それでも、返した声は非難ではなく先を促す高い声で、それは雪が吸い取り、夏侯惇にだけ降り積もる。 「孟徳っ」 繰り返し呼ばれる、昔に交わした証であるそれは、曹操の中にだけ降り積もる。 深々と、溶けぬ雪が互いに静かに降り積もった。 ※ 夜の間に降り続けた雪も、数日がたった今はだいぶ溶けていた。 それでも、曹操が一人を好むときに行く場所は日陰であるせいか、未だに雪が多く残っていた。 それをざくざくと踏み分けて、夏侯惇はいつものように曹操を呼ぶ。 「も〜とく!」 岩の上から、うるさそうに曹操が振り返った。 「またお主か」 「悪いか。お前がいつもいつもふらっといなくなるのが悪いんだろうが!」 夏侯惇の説教はどうにも耳障りらしく、曹操は心底嫌そうな顔になる。 「昨日、虎痴の奴にも見つけられたし、ここもそろそろ潮時か」 思わずむっとする気持ちを押し込めて、鼻で笑った。 「乱世の奸雄も熱心な親衛隊には形無しか?」 「悔しいのに無理するの、夏侯惇よ。虎痴にわしの居る場所を教えなんだのは、お主がわしを迎えにきたいからだろう?」 押し込めたはずの気持ちを言い当てられて、鼻白む。 身軽に岩から飛び降りた曹操は、下から覗き込むように人の悪い笑みを浮かべた。 「ケチケチするな、惇」 ケチ、という言葉に絶句して、そして沸々と湧いてくる怒りに任せて、怒鳴り返そうとするが、ふと気付く。 「お前、俺のことどうして字で呼ばないんだ」 すると、なぜか曹操は言葉に詰まったらしく、黙り込んでしまった。 証が欲しい、などと理屈をこねて曹操を抱いたものの、気持ちまで通じずとも構わない、と思っていた。 それよりは、意地なのか分からないが一向に字で呼んでくれなかった曹操が、初めて字で呼んでくれたことのほうが嬉しかった。 自分が曹操に認められるほどの男になれば、いつかは呼んでくれる、と考え直し、自分から要求するのをやめたのだ。 それがまた、前のように戻っている。 「なぜだ、孟徳」 「構わぬではないか。細かいことを気にするな」 話を切り上げようと、曹操は夏侯惇の脇を通り抜けようとするが、すかさずその腕を掴む。 「俺にとっては重大なことだ」 まだ慣れない片目だけの視界に、曹操の赤みを増した頬が映る。 「もしかして、照れ臭いのか?」 長年の付き合いが、答えを導き出す。 「……そうだとしたら何だ。十何年も呼んできたのだぞ。今さらそう簡単に言い換えられるか」 やけくその様に曹操は言った。 「なるほど、それも道理ではある。なら、俺ばかり証を貰うのは不公平だ。お前にも証をやる」 今度は、夏侯惇が人の悪い笑みを浮かべる。 「俺を元譲と呼べ。それが、俺がお前の傍にいる証だ。呼ばないのなら、俺はこんな目だ。一線を退いて隠居でもする」 心にも無いことを混ぜながら、曹操に詰め寄る。 「主君を脅す臣下など聞いたことがないぞ」 悔しそうにする曹操は、滅多に見られない。夏侯惇は可笑しくなって意地悪く笑う。 「第一、お主からの証もわしからの証もあげたではないか。卑怯だ。そのようなことを言えば、わしが頷くしかないことを知って……」 しかし目を伏せて落ち込まれると、さすがにやり過ぎた、と慌てる。 「も……」 孟徳、と続く言葉は、落ち込んだはずの曹操が、なぜか艶やかな笑みを浮かべたため、作られなかった。 「知っておるか。体と魂は繋がっている。体を抱いた、ということは、俺の魂もお前は抱いたのだ。だが、奪われるばかりが曹孟徳ではない。お前の体も魂も、俺が奪い尽くす。そして俺から離れられないようにする」 夏侯惇の唇に、曹操の昔と変わらない華やかな香りが触れた。 「分かったな、元譲」 言うなり、素早く曹操は駆け出していく。照れ臭さも落ち込んだのも、従弟をからかうための演技だったらしい。 従兄が舞い上がらせた雪の欠片を呆然と見守り、それから唇を押さえて、やられた、と呟いた。 (所詮、俺は孟徳には敵わんのか) 第一印象は的確だ。敵わぬ相手に、良い印象など持てるはずもない。 手をかざし、陽光に照らされる雪の欠片に目を細める。気付けば曹操も笑いながら眩しそうにこちらを見ている。 恐らく、そのとき二人の目に映った色は同じ色で。 これからの、まだ広がる、先の見えぬ道筋(みらい)を暗示するかのように、ただただ白い、同じ色が、違う瞳に映っていた。 |
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