「瞳に映る色を教えて あとがき」
  夏侯惇×曹操


 ここまでありがとうございました!
 同人誌よりの再録になります。
 思い返せば、この話が初めて(長く)書いた惇操で、
 なおかつ、読んでもらったらお分かりのとおりの馴れ初め編というか、書いている本人、今読み返すと恥ずかしいぐらいのものです。

 同人誌のあとがきにも書きましたが、お気に入りは小さい頃の夏侯淵です、夏侯惇じゃなくて(笑)。そして、この話を書いて早三年弱経とうとしています。
 今ではだいぶ惇操の受け止め方が違います(幼年期)。あのぐらい夏侯惇は小さい頃生意気だったはずですが(笑)、もっと曹操に懐いていたのかなー、とも思ったり。出会い方、幼年期、曹操とどのぐらいの年齢で会っていたのか。これで変化するとは思うのですが。
 でも、最初は反発していてもおかしくないとは思っているので、この話はこの話でありだなぁ、と思っています。
 ただ、大人になってからの二人の関係性はこの話を書いた頃より変わっていません。
 普段は何気なく隣に居すぎて、その存在の大切さに気付かない曹操さまと、いつでもどこでも曹操が大好きで……というか過保護で、が正しいのか(笑)、小言を言いつつも付いて回る夏侯惇ですが、決めるところでは決める、良い男、という感じです。

 初めての惇操作品、ということで長々と語ってしまいました。
 もし何かありましたら、メルフォなど利用してくださいませ。


 06年2月4日 発行

 09年9月 加筆修正



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